自分と同じレベルで考えるな

リモートサーバーでのサービスをなんとかデプロイして※リリースしたAIRアプリケーション。

※結局、FlashBuilderの問題だった様で、上手く行かなかった翌日に、想定していたURLの箇所を変更しただけで、難なく出来た。
どうやらPCをリセットしなければならなかったようだ。ちなみにFlashBulider側のservicesフォルダーはリモートサーバー用とXamppを使ったローカルサーバ用を二通り作って開発時は切り替えるようにした。

話を戻すが、このAIRアプリケーションはログイン画面があるのだが、僕はログイン出来ない場合は、IDとパスワード欄をクリアするのみで特にメッセージを表示する機能を入れてなかった。

企業内のイントラで使うもので、IDとパスワードも特定の数しか発行されない。
まあ、そんなもの間違えるはず無いだろうし、何らかのヒントになるメッセージを表示することで不正ログインされる可能性もある。
パスワードを表示して入力するように出来る機能も入れているので、自分が間違ってると思うだろうと考えたが、そうでは無かった。

リリースした二日後に
「会社指定のIDとパスワードを入力したのですがログインできません。入力してログインアイコンをクリックすると入力したID欄、パスワード欄が消えてしまうだけです。どのようにすればよいのでしょうか」
と言う問い合わせのメールが来て、ハタと思った。

ユーザは自分と同じレベルではない。それは、技術と言う意味ではなく、システムに関する信頼性だ。

使ってるのが僕なら当然、システムの問題ではないと思って自分の入力を疑うが、使い始めたばかりのユーザだと、自分の入力が間違っているとは思わず、システムを疑う。

なるほど。

すぐに、IDとパスワードが間違っている時は「IDかパスワードが間違っています」と言うアラートを表示するようにした。

ユーザから教えられることは多い。

ちなみに、あとで聞いた話ではID+パスワードを、IDやパスワードへ入れていたらしい。
そりゃログイン出来ない筈だが、自分と同じレベルで考えるなと言うことだ。

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